コード進行一覧R&B・ソウル・ファンク

🎤 R&B・ソウル・ファンク コード進行

ネオソウル・ゴスペル・ブルース・ヒップホップ・ローファイに最適なコード進行14パターンを厳選。Just The Two Of Us型・ゴスペル進行・マイナーブルースなど グルーヴィなサウンドを生む定番コード進行を解説します。

🎤 全14パターン厳選🕺 グルーヴィ・ソウルフル🌙 シティポップ進行も見る →

🎵 サブジャンル別 — BPM・キーガイド

作りたいサウンドのBPMとキーを参考にしよう。

🎹 ネオソウル🌟 人気

60〜90 BPM

豊かな和声とグルーヴが融合。セブンスコード・9thコードを多用。

🎤 ゴスペル・ソウル🔥 定番

70〜110 BPM

IV→Iの「アーメン終止」が特徴。力強い感情表現とコーラスが映える。

🕺 ファンク🕺 ノリノリ

90〜120 BPM

16分カッティングと強いビート。2コードヴァンプで一気にグルーヴィに。

🎧 ヒップホップ・ローファイ🎧 チルホップ

70〜90 BPM

マイナー循環でループ感を演出。サンプリング的なアプローチが特徴。

🎸 ブルース🎸 古典

70〜110 BPM

I7→IV7→V7の12小節進行が原点。ブルーノートとチョーキングが命。

メジャーキーのR&B・ソウル進行

8パターン

ゴスペル・ネオソウル・ファンクの定番進行。セブンスコードと組み合わせると一気にグルーヴィなサウンドに。

ビル・ウィザース進行(I-IIm-IV-I)

中級
IIImIVI
🕺 グルーヴィ おしゃれ

ソウル・ファンク定番のシンプル進行。グルーヴィでおしゃれな雰囲気があり、R&Bのサビに映える。

🎵 Lean On Me(Bill Withers) / Ain't No Sunshine(Bill Withers)

ゴスペル進行(I-IV-I-V)

初級
IIVIV
💪 力強い🕺 グルーヴィ

ゴスペル・R&Bの原点となるシンプルな進行。IとIVの往来がグルーヴを生み、V→Iの解決が爽快感をもたらす。スローテンポで弾くと特に映える。

🎵 Oh Happy Day(Edwin Hawkins) / Higher Ground(Stevie Wonder)

ネオソウル定番(IIm-V-I-IV)

中級
IImVIIV
🕺 グルーヴィ おしゃれ

II-V-IにIVを加えてサブドミナントへと帰結するネオソウル/R&Bの定番フォーム。ジャジーな流れを持ちながらポップな余韻を残す。セブンスコードとの相性が抜群で、ゆったりとしたグルーヴに最適。

🎵 ネオソウル楽曲全般 / R&B/ファンク

ファンクR&B定番(I-IIm-IV-V)

初級
IIImIVV
🕺 グルーヴィ おしゃれ

IとIImの穏やかな動きからIV→Vへ上昇するファンク・ソウル定番(「1245進行」とも)。IIIm(1345)に比べIImが落ち着いた入り口を作る。ネオソウル・シティポップ・J-POPのAメロに頻出。セブンスコードと組み合わせるとグルーヴィな洗練さが増す。

🎵 ファンクソウル系楽曲 / ネオソウルJ-POP

ソウル・サーキット(I-VIm-IIm-IV)

中級
IVImIImIV
🕺 グルーヴィ おしゃれ

トニックからVImを経てIImへ下降し、IVで柔らかく締めるソウル・R&B定番の循環進行(「1624進行」とも)。ターンアラウンド(I-VIm-IIm-V)と途中まで同じだがVではなくIVで終わるため、解決感が穏やかでループしやすい。ネオソウル・AOR・シティポップのAメロやイントロに最適。

🎵 ネオソウル系楽曲 / H.E.R. 系R&B

ブルース基本進行(I-IV-I-V-IV-I)

初級
IIVIVIVI
🎸 ブルージー🕺 グルーヴィ

ブルースの基本的な12小節進行を6コードに凝縮した形。I→IV→I→V→IV→Iのシンプルな構造が土台で、どんなギターソロやアドリブにも対応できる万能の土台。ブルース・R&B・ロックンロールの根幹をなす進行で、これを覚えるだけで何十曲もセッションできる。

🎵 一般的なブルース楽曲 / Robert Johnson系

ファンク循環(I-IIIm-IV-I)

中級
IIIImIVI
🕺 グルーヴィ おしゃれ

IからIIImを経てIVへ上昇し、Iに戻るファンキーな循環進行。IIImはトニック機能を持ちつつIVへの滑らかな橋渡しになる。16分音符のギター・ベースカッティングと相性抜群で、グルーヴ感が自然と生まれる。ファンク・R&B・シティポップのAメロやヴァースに最適。

🎵 シティポップ系楽曲 / ファンク・R&B全般

Just The Two Of Us型(I-V/VIm-IV-IVm)

中級
IV/VImIVIVm
おしゃれ😭 感動的

「Just The Two Of Us進行」として知られるネオソウル・R&B定番。I→III7(セカンダリードミナント)→IV→IVm(借用コード)という流れで、III7(V/VIm)がVIm(関係短調)へ向かう強い引力を生みながら、予想を裏切ってIVへ進む美しさが特徴。最後のIVmがJ-POPの「泣き」を演出する。シティポップ・ネオソウル・J-POPバラードの定番フォームとして2020年代も多用される。

🎵 Just The Two Of Us(Bill Withers) / ネオソウル系J-POP

マイナーキーのR&B・ヒップホップ進行

6パターン

マイナーブルース・チルホップ・ローファイ・ヒップホップループ定番。哀愁とグルーヴが同居する進行集。

マイナーブルース(Im-IVm-Im-Vm)

中級マイナー
ImIVmImVm
🎸 ブルージー🕺 グルーヴィ

マイナーキーのブルース感。ソウル・R&Bに多い泥臭い進行。ゆったりとしたテンポで演奏すると効果的。

🎵 Summertime(ガーシュウィン) / ソウル・R&B

マイナーR&B(Im-bVI-bIII-IVm)

中級マイナー
ImbVIbIIIIVm
🕺 グルーヴィ🌧️ 切ない

循環進行(Im-bVI-bIII-bVII)のbVIIをIVmに置き換えた変形R&B進行。bVIで落ち着きを持ち込み、bIIIの明るさからIVmへの重みで締めるグラデーションが特徴。ネオソウル・R&Bのスローバラードに向く。

🎵 R&Bスローバラード / ネオソウル系J-POP

マイナーチルホップ(Im-bIII-bVII-bVI)

中級マイナー
ImbIIIbVIIbVI
おしゃれ🌅 ノスタルジック

マイナーから相対長調(bIII)に移り、bVIIとbVIで流れるように下降するローファイ・チルホップ定番。落ち着いたグルーヴとメロウな浮遊感が特徴で、バックグラウンドミュージックに向いている。

🎵 Clair de Lune(Debussy) / Gymnopédie No.1(Satie)

ヒップホップループ(Im-bVII-Im-bVI)

初級マイナー
ImbVIIImbVI
🕺 グルーヴィ💪 力強い

ImとbVIIを繰り返した後にbVIで変化を加えるヒップホップ・トラップ定番のマイナーループ。Im→bVIIの繰り返しが心地よいグルーヴを生み、3小節目のIm復帰後にbVIで色彩を加えることで単純な繰り返しにならない。808ベース・サンプリング系トラックに乗せると凶悪にかっこいい進行。

🎵 ヒップホップ・トラップ系 / Lo-Fi Hip Hop

マイナーハーモニックR&B(Im-V7-IVm-Im)

中級マイナー
ImV7IVmIm
🕺 グルーヴィ😭 感動的

ハーモニックドミナント(V7)をImの直後に置く前衛的なR&B進行。冒頭から強烈なV7の緊張感を出し、IVmの哀愁を経てImへ解決する。通常のIm-IVm-V7-Imとは逆に「先に緊張を見せる」構造で、冒頭から感情を引きつける掴みのフレーズとして効果的。ネオソウル・R&Bバラード・マイナー系J-POPのAメロ頭に使うと特徴的。

🎵 ネオソウルマイナー系 / R&Bバラード

マイナーポップR&B(Im-bVI-IVm-V7)

中級マイナー
ImbVIIVmV7
😭 感動的🕺 グルーヴィ

Im→bVIの柔らかい哀愁からIVmの深みを経て、V7(ハーモニックドミナント)で解決を求める感情的な進行。IVmの後にV7を置くことでクラシック的な完全終止感が生まれながら、現代的なR&B・ネオソウルのグルーヴを保つ。マイナーキーのサビやコーラスでエモーショナルな山場を作るのに適したフォーム。

🎵 マイナーR&Bコーラス / J-POPマイナーサビ

🎼 R&B・ソウル作曲 実践ガイド

ポイント1:セブンスコードを基本にする

R&Bではトライアド(3和音)ではなく、7thコード(4和音)を基本として使います。 「セブンス表示」ボタンをONにしてコードを確認し、Cmaj7・Am7・G7などに慣れましょう。

🎹 セブンスコード表示で試す →

ポイント2:II-V-Iの流れを覚える

ネオソウル・R&Bの核心はジャズ的な「II-V-I」進行です。 IIm7→V7→Imaj7という流れが洗練されたコードワークの基本です。 ネオソウル定番(IIm-V-I-IV)から始めましょう。

ネオソウル定番を試聴 →

ポイント3:Just The Two Of Us型をマスター

I→III7→IV→IVmという進行はR&B・シティポップの代名詞的なコードワーク。 III7のセカンダリードミナント感とIVmの借用コードによる哀愁が組み合わさった美しい進行です。

Just The Two Of Us型を試聴 →

ポイント4:BPMとグルーヴの関係

R&Bは80〜100 BPMのスウィング感あるリズムが基本。ファンクは90〜120 BPMの16分音符カッティング、 ローファイは70〜90 BPMのドルーミーな雰囲気と、サブジャンルでBPM感が違います。 BPMタップ計算ツールで好きな曲のテンポを計測してみましょう。

🥁 BPM計算ツール →

よくある質問 — R&B・ソウル・ファンク

R&B・ソウルのコード進行の特徴は何ですか?
R&B・ソウルのコード進行の最大の特徴は「セブンスコード(7th)の多用」と「テンションを使った豊かな和声」です。トライアド(3和音)ではなくdom7・maj7・m7などの4和音を基本として使い、II-V-Iの流れを軸にするジャズ的なアプローチが多い。またグルーヴ感を作るため、コードの変化点よりもリズムとベースラインの連携が重要です。
Just The Two Of Us進行(I-III7-IV-IVm)の使い方を教えてください
Just The Two Of Us型(I→III7→IV→IVm)はCキーで「C→E7→F→Fm」です。III7(セカンダリードミナント V/VIm)がVImへの強い引力を生みながら、予想を裏切ってIVへ進むという「引力への裏切り」が洗練された印象を生みます。最後のIVm(借用コード)が深い哀愁を演出。60〜90 BPMでセブンスコードと組み合わせると本格的なネオソウルサウンドになります。
ネオソウルのコード進行に必要なコードの種類は?
ネオソウルでよく使うコードタイプは①maj7(透明感・大人っぽさ)②m7(落ち着き・滑らかさ)③dom7(ブルージーな緊張)④m9・maj9・add9(洗練されたグルーヴ)の4種類です。このツールの「セブンス表示」ボタンをONにすると、選んだキーのダイアトニックコードの7thバリエーションが確認できます。
ファンクのコード進行でグルーヴを出すコツは?
ファンクでグルーヴを出す最大のコツは「コードチェンジの頻度を下げてリズムを前面に出す」ことです。I→IImのような2コードだけを16分音符でカッティングする「2コードヴァンプ」が基本です。次に①コードにdom7・9thを乗せてブルーノート感を出す、②ベースはルートとオクターブを跳ねるように、③ギターは16分音符のカッティングでリズムを刻む、の3点を意識すると本格的なファンクサウンドになります。
ヒップホップ・ローファイのコード進行はどう作りますか?
ヒップホップ・ローファイのコード進行は「短いループを基本とした2〜4コードのサイクル」が基本です。マイナーキーでIm→bVII→Im→bVIのような循環や、マイナーチルホップ(Im→bIII→bVII→bVI)のジャジーな流れが人気です。テンポは70〜90 BPMのスローなビートと組み合わせると「ローファイ感」が生まれます。

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