王道進行(J-POP定番)
J-POPで最もよく使われる進行(4536進行とも呼ばれる)。感動的・ドラマチックな印象を生み出す。サビでよく登場する。
🎵 残酷な天使のテーゼ、Lemon(米津玄師)
「切ない曲を作りたい」「感動的なサビにしたい」など作りたい雰囲気・感情からコード進行を逆引き。13種類のムードタグ別に全進行を整理しています。
サビで感動的にしたいなら「明るい」ベースの進行にアレンジを加えるのが定石。王道進行は「明るい」と「感動的」の両方を持ち、最も汎用性が高いです。
「切ない」はマイナーの鋭い哀愁、「ノスタルジック」は温かみのある懐かしさ。前者はマイナーキー進行、後者はメジャーキー内のマイナーコード活用が多いです。
シティポップ的なおしゃれさを出したいなら「おしゃれ」タグ+「ジャズィ」タグの進行を参照。セブンスコードとテンションを加えるだけで一気に洗練されます。
「疾走感」はテンポの速さで生まれる爽快感、「力強い」はダイナミクスと借用コードによるエネルギー感。アニソン疾走系はBPM140〜、ロック力強い系はBPM110〜160が目安。
聴く人の心を動かし、涙や感動を呼び起こすコード進行です。J-POPのサビや映画音楽でよく使われます。王道進行(IV→V→IIIm→VIm)がその代表例で、「残酷な天使のテーゼ」「Lemon」などに使われています。
J-POPで最もよく使われる進行(4536進行とも呼ばれる)。感動的・ドラマチックな印象を生み出す。サビでよく登場する。
🎵 残酷な天使のテーゼ、Lemon(米津玄師)
パッヘルベルのカノンに由来。ベースラインが順次下降し、壮大・感動的な印象を生む。Aメロからサビまで展開しやすい。
🎵 さくら(森山直太朗)、パッヘルベルのカノン
洋楽ポップの超定番(「1564進行」とも)。明るく開放的なサウンド。どんなジャンルでも機能し、初心者にも扱いやすい万能進行。
🎵 Let It Be(Beatles)、No Woman No Cry
世界中のポップヒット曲に登場する「4つのコード」(「6415進行」とも)。マイナー始まりからメジャーへ向かう万能の感動進行。
🎵 Can You Feel The Love Tonight、No Woman No Cry
メジャーキーにマイナーIVを混ぜた進行。一時的な暗さが感情を揺さぶり、映画音楽でよく聴かれる。
🎵 The Long and Winding Road(Beatles)、さよならの夏(コクリコ坂から)
90年代J-POP黄金期に多用された「6354進行」。VImの切なさからIIIm→IVの高揚を経てIへ解決するドラマチックな流れ。バラードのサビに特に映える。
🎵 瞳をとじて(平井堅)、Tomorrow never knows(Mr.Children)
OasisやBlurに代表されるブリットポップ定番。Iから始まりIIImの洗練感を経てVIm(相対短調)に暗さを加え、IVで安定する。明るさと哀愁が混在するUKロック特有の雰囲気を演出。
🎵 Don't Look Back in Anger(Oasis)、Champagne Supernova(Oasis)
IVの後にIVm(借用コード)を置くことで感情的な閉幕感を生む進行。明るさから切なさへのグラデーションが美しく、バラードのアウトロ・ブリッジに多用される。IVm特有の哀愁が聴く人の感情を揺さぶる。
🎵 R&Bバラードのエンディング、J-POPアウトロ
王道進行(4536)の変形で、最後をI(トニック)への完全解決に変えたパターン(「4561進行」とも)。VImを経由してIへ着地する爽快な解決感が、明るいポップ・アニソンのサビに映える。王道進行より「終わった感」が出やすいため締めのフレーズに最適。
🎵 アニソンサビ、J-POPポジティブ系
I-IV-Vという基本カデンスのV→Iへの解決を「偽終止(V→VIm)」に変えた進行。VIm(相対短調)での予想外の着地が意外性と感情的な深みをもたらす。J-POPのAメロ→Bメロ転換やブリッジで「もう少し感情を引き延ばしたい」場面に最適。
🎵 J-POPサビ前ブリッジ、アニソンAメロ
bVI(借用コード)とIVm(借用コード)という2つの借用コードをI→Vの間に挟んだ感情的な進行。Iの明るさからbVI・IVmの順で暗さが増し、Vで緊張してIへの解決を切望する構造。バラードのサビ・映画エンディングで最大の感情的効果を発揮するプロの技法。
🎵 J-POPバラードサビ、映画エンドテーマ
IV(ダイアトニック)の直後にIVm(借用コード)を置き、Vへ上昇する「クロマチック・ラン」型進行。IV→IVmの半音下降(借用)が感情的な深みを加え、V→Iへの解決が爽快。J-POP・昭和歌謡・映画音楽のサビ前やエンディングで「最後に一押し」の感動を演出する定番テクニック。
🎵 昭和歌謡サビ前、J-POPバラードブリッジ
「Just The Two Of Us進行」として知られるネオソウル・R&B定番。I→III7(セカンダリードミナント)→IV→IVm(借用コード)という流れで、III7(V/VIm)がVIm(関係短調)へ向かう強い引力を生みながら、予想を裏切ってIVへ進む美しさが特徴。最後のIVmがJ-POPの「泣き」を演出する。シティポップ・ネオソウル・J-POPバラードの定番フォームとして2020年代も多用される。
🎵 Just The Two Of Us(Bill Withers)、ネオソウル系J-POP
Iの安定から借用コードbVIの叙情感を経て、IV→Vの上昇でクライマックスへ向かうシネマティックな進行。bVIが加える「映画的な哀愁」がポップなIV→Vの解決を感動的に引き立てる。ハリウッド映画音楽・ゲームBGMのサビ・J-POPサビ前転換で特に映える万能進行。
🎵 映画音楽サビ、ゲームOP・ED
エモ・ポストロックで頻出。展開感のある感情的な進行。マイナーから始まりbVIIで開放感を生む。
🎵 I Miss You(Blink-182)、Helena(My Chemical Romance)
ハーモニックマイナーの導音(V7)を使った完全終止形。IVmからV7への強い緊張と、Imへの解決が劇的な感情を生む。クラシック・映画音楽・J-POPバラードの基礎。
🎵 クラシックピアノ曲、バロック音楽
マイナーキー版カノン進行。ベースラインが順次下降し、壮大かつ感動的な雰囲気を生む。8コードで一周する長めの進行で、映画的なドラマ性を持つバラードやインスト曲に最適。パッヘルベルのカノンのマイナー応用形。
🎵 マイナー系ゲームBGM、アニメ感動シーン
マイナー進行をbVIから始めることで即座に感情的な高揚感を生む。bVII→Imへの解決後、Vmで次の緊張感を作る「逆起動」進行。ドラマのクライマックス・アニメの感動シーンで多く聴かれる。
🎵 ドラマ・映画のクライマックス、アニメ感動シーン
bIIIから始まる相対長調起動型の進行。明るいbIII→bVIから短調的なIm→bVIIに移行する対比が感動的な印象を生む。ポストロック・エモ・インディーのクライマックスに多い「包まれる感」が特徴。
🎵 ポストロック系楽曲、エモ・インディー
Im→bIII(相対長調)→bVI→bVIIと展開するマイナー版ビルドアップ。各コードが積み上がるような高揚感があり、アニメOP・ゲームフィールド音楽に多い。マイナーチルホップ(Im-bIII-bVII-bVI)とは後半の順序が逆で、よりドラマチックな終わり方をする。
🎵 アニメOP・ED、J-POPポストサビ
bVI→bVIIというロック定番の高揚からImに着地し、V7で次ループへの強い引きを作る「感情爆発→解決待ち」型進行。アニメのクライマックスやJ-POPのサビ後ブリッジで感情のピークを作り、V7の強い緊張が次の展開(ラスサビや転調)を引き出す構造。繰り返すほど高揚感が増すループ用途でも効果的。
🎵 アニメクライマックス、J-POPサビ後ブリッジ
ハーモニックマイナーの強力なV7をIVmとbVIの間に置く「偽終止ハーモニック型」。Im→IVm→V7は完全終止を予感させるが、最後をbVI(偽終止)に変えることで「期待を裏切る」感情的な余韻を生む。映画音楽・J-POPバラードのブリッジやエンディングで「終わったようで終わらない」感覚を演出するプロ技法。
🎵 映画バラードエンディング、J-POPブリッジ
マイナーからbVI・bVIIへ上昇してbVIに着地し直す、アニメ・ゲームサビの「感情を爆発させる」型進行。最後がbVIで終わることでImに完全解決せず、次のフレーズへの期待感を残す。bVIのメジャーコードが繰り返されることで「切ない希望」のような独特の感情が生まれる。少年マンガ系アニメ・RPGボス戦BGMで特に効果的。
🎵 少年マンガ系アニメOP、RPGボス戦BGM
ハーモニックドミナント(V7)をImの直後に置く前衛的なR&B進行。冒頭から強烈なV7の緊張感を出し、IVmの哀愁を経てImへ解決する。通常のIm-IVm-V7-Imとは逆に「先に緊張を見せる」構造で、冒頭から感情を引きつける掴みのフレーズとして効果的。ネオソウル・R&Bバラード・マイナー系J-POPのAメロ頭に使うと特徴的。
🎵 ネオソウルマイナー系、R&Bバラード
Im→bVIの柔らかい哀愁からIVmの深みを経て、V7(ハーモニックドミナント)で解決を求める感情的な進行。IVmの後にV7を置くことでクラシック的な完全終止感が生まれながら、現代的なR&B・ネオソウルのグルーヴを保つ。マイナーキーのサビやコーラスでエモーショナルな山場を作るのに適したフォーム。
🎵 マイナーR&Bコーラス、J-POPマイナーサビ
マイナーから始まりbIII(相対長調トニック)に解決する「感動的なエンディング」型進行。Imの重さからbVI・bVIIの高揚感を経て、bIII(明るいメジャーコード)に着地することで「切なさの中の希望」「涙のあとの安らぎ」を演出する。アニメED・ゲームクリアBGMの最後のサビに多く、感情的に盛り上がって穏やかに終わる構造に最適。
🎵 アニメED感動シーン、RPGエンディングBGM
晴れやかで前向きな気持ちを表現するコード進行です。メジャーキーをベースにしたシンプルな進行が多く、初心者にも扱いやすいものがそろっています。ポップス・フォーク・子ども向け音楽に最適です。
洋楽ポップの超定番(「1564進行」とも)。明るく開放的なサウンド。どんなジャンルでも機能し、初心者にも扱いやすい万能進行。
🎵 Let It Be(Beatles)、No Woman No Cry
50〜60年代から続くロック・ポップの基本進行(「1645進行」とも)。明るさと哀愁を両立し、ドゥーワップ・ロカビリーの定番。
🎵 Stand By Me、Earth Angel
ベースラインが半音ずつ上昇する爽やかな進行。Aメロのイントロやブリッジで高揚感を演出するのに最適。
🎵 Here Comes the Sun(Beatles)、Let's Stay Together(Al Green)
アニメソング・ゲーム音楽のAメロに頻出。明るさの中にドラマ性があり、歌メロが乗りやすい安定した進行。
🎵 前前前世(RADWIMPS)、ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE)
音楽の基本中の基本。フォーク・ゴスペル・カントリーの原点。I→IV→Vの動きが「家を出て帰ってくる」感覚を生む。初心者が最初に覚えるべき進行。
🎵 Amazing Grace、Country Roads(John Denver)
IImから始まる4コードフォーク定番。サブドミナント(IV)を経由してV→Iへの自然な解決感がフォーク・カントリー・ポップスに広く使われる。ツー・ファイブ・ワン(II-V-I)にIVを加えたサブドミナント拡張版として覚えやすい。
🎵 フォーク・カントリー楽曲、アコースティックポップ
I-IV-V-Iの「基本カデンス」の変形で、最後をIVで締めることで循環感を強める。カントリー・ロック・フォークの定番ループ。IVに戻るので次のI頭へも繋ぎやすく、繰り返しによるグルーヴが映える。
🎵 カントリーロック、ブルーグラス
王道進行(4536)の変形で、最後をI(トニック)への完全解決に変えたパターン(「4561進行」とも)。VImを経由してIへ着地する爽快な解決感が、明るいポップ・アニソンのサビに映える。王道進行より「終わった感」が出やすいため締めのフレーズに最適。
🎵 アニソンサビ、J-POPポジティブ系
音楽の最もシンプルな3和音進行。ロック・フォーク・ブルース・カントリーの原点で、この3コードだけで無数の名曲が生まれた。Iの安定、IVのゆらぎ、Vの緊張というシンプルな緊張と解決。初心者の入門として最適で、Vの後にIに戻ることで完全なループになる。
🎵 La Bamba、Wild Thing
V→IV→Iという逆方向の動きが特徴的な3コード終止。通常のI→IV→Vとは逆行し、ドミナントから下降してトニックへ落ち着く「イントロ感覚」の進行。ロック・ポップスのアウトロやコーダで曲を締めるときに使われる解放感の強いフレーズ。
🎵 ロックのアウトロ、フォークエンディング
IからIIIm・VImと下降し、IVで柔らかく着地する「夢見るような」進行(「1364進行」とも)。全コードがトニック機能またはサブドミナント機能で構成され、ドミナントが登場しないため緊張感なく浮遊する感覚が生まれる。ドリーミーなJ-POPバラード・インディーポップ・シューゲイザー系サウンドに最適。
🎵 インディーポップ系、ドリーミーJ-POP
アイドルアニメOPに多い活発な4コード進行。IからIVへの明るい開放感、VからIIImへの独特の落とし込みが「キラキラ感の中の切なさ」を演出。アニソン定番(I-IIIm-IV-V)とは並び順が異なり、より疾走感と高揚感がある。繰り返すほど盛り上がり、Aメロ〜サビに渡って使えるオールマイティな進行。
🎵 アイドル系アニメOP、ラブコメOP
RPGフィールドBGM・冒険テーマに最適な叙情的4コード。IからIVの開放感、IIImからVImへの着地が「広大な世界への期待感」を演出する。王道進行(IV-V-IIIm-VIm)よりも穏やかで夢見るような印象。ファンタジーゲームのフィールド・タイトル画面BGMや旅立ちシーンに多用される定番形。
🎵 RPGフィールドBGM、ファンタジーアニメBGM
哀愁・切なさ・悲しみを表現するコード進行です。マイナーキーの進行やメジャーキー内でのマイナーコード活用が鍵。バラードやスローテンポの楽曲に最適で、聴き手の感情に深く訴えかけます。
小室哲哉が多用した進行(「6451進行」とも)。切なさと盛り上がりを両立。VImから始まる暗い入りがIへの解決で明るく転換する。
🎵 Get Wild(TM NETWORK)、WOW WAR TONIGHT
メジャーキーにマイナーIVを混ぜた進行。一時的な暗さが感情を揺さぶり、映画音楽でよく聴かれる。
🎵 The Long and Winding Road(Beatles)、さよならの夏(コクリコ坂から)
Axis進行の亜種。マイナー始まりで感情的な入り口を作りつつ、I・Vでキャッチーに盛り上がる。J-POPの定番サビ進行。
🎵 夜に駆ける(YOASOBI)、炎(LiSA)
IVの後にIVm(借用コード)を置くことで感情的な閉幕感を生む進行。明るさから切なさへのグラデーションが美しく、バラードのアウトロ・ブリッジに多用される。IVm特有の哀愁が聴く人の感情を揺さぶる。
🎵 R&Bバラードのエンディング、J-POPアウトロ
IからIIImを経てVImへ向かう過程でメロウな哀愁が生まれる。90年代USインディー・J-POPのAメロに多い。Vで終わるため次のIへの緊張感が自然に続き、繰り返し使いやすい。ブリットポップとは逆方向の動きが特徴。
🎵 90年代USインディーロック、J-POPAメロ
bVI(借用コード)とIVm(借用コード)という2つの借用コードをI→Vの間に挟んだ感情的な進行。Iの明るさからbVI・IVmの順で暗さが増し、Vで緊張してIへの解決を切望する構造。バラードのサビ・映画エンディングで最大の感情的効果を発揮するプロの技法。
🎵 J-POPバラードサビ、映画エンドテーマ
IV(ダイアトニック)の直後にIVm(借用コード)を置き、Vへ上昇する「クロマチック・ラン」型進行。IV→IVmの半音下降(借用)が感情的な深みを加え、V→Iへの解決が爽快。J-POP・昭和歌謡・映画音楽のサビ前やエンディングで「最後に一押し」の感動を演出する定番テクニック。
🎵 昭和歌謡サビ前、J-POPバラードブリッジ
マイナーからパラレルメジャーに解決。切なさと希望を両立するJ-POP的な進行。サビの盛り上がりに最適。
🎵 小さな恋のうた(MONGOL800)、さよならエレジー(菅田将暉)
マイナーキーのAメロによく登場する進行。哀愁があり、物語的なメロディが乗りやすい。バラードの定番。
🎵 バラード系J-POP、ロック系アニソン
静かな哀愁が漂うマイナー進行。バラードのAメロやブリッジに向いており、感情の揺れを丁寧に表現できる。
🎵 映画音楽、スローバラード
循環進行(Im-bVI-bIII-bVII)のbVIIをIVmに置き換えた変形R&B進行。bVIで落ち着きを持ち込み、bIIIの明るさからIVmへの重みで締めるグラデーションが特徴。ネオソウル・R&Bのスローバラードに向く。
🎵 R&Bスローバラード、ネオソウル系J-POP
マイナーの下降ベースラインからV7(ハーモニックドミナント)で解決待ちにする進行。bVI→V7の半音上昇が特に効果的で、スパニッシュ・フラメンコ的な緊張感を生む。次のImへの解決を強く引き出す。
🎵 スパニッシュギター、バラードブリッジ
Imを軸にbVIとbVIIを行き来するシンプルなループ進行。現代J-POP・K-POPのAメロ・サビで広く使われる。暗さと高揚感が交互に訪れ、繰り返しても飽きさせないグルーヴが特徴。
🎵 うっせぇわ(Ado)、マリーゴールド(あいみょん)
Imを中心にbVIIとbVIを行き来する2020年代J-POP・アイドル楽曲定番進行。繰り返しても飽きない中毒性のあるループ感と、bVIが加える哀愁が特徴。モダンJ-POPループ(Im-bVI-Im-bVII)とはbVIとbVIIの順序が逆で、微妙に異なる雰囲気を持つ。
🎵 2020年代J-POPサビ、K-POP系アイドル
マイナーのIm→IVmの暗さからbVIで一瞬の明るさを挟み、Vmの緊張で締めるメロウな進行。ジャズ・ネオソウル・マイナーバラードに向いており、各コードの色彩変化が細やかな感情表現を可能にする。
🎵 マイナーネオソウル、ジャズバラード
ナチュラルマイナーのダイアトニックを使い、bIIIの明るさからVm(マイナードミナント)→bVIへと流れる静かな抒情進行。Vmをドミナントとして解決させずにbVIに向かうため、緊張を解放せず「宙に浮く」ような感覚が続く。映画のスローシーン・ゲームの穏やかなフィールドBGM・インディーフォークのAメロで聴かれる内省的な進行。
🎵 インディーフォーク系、ゲームフィールドBGM
エネルギッシュで力強さを感じるコード進行です。ロック・メタル・アニソンのサビで頻用され、聴く者を奮い立たせる効果があります。借用コード(bVII・bVI)の活用がポイントです。
シンプルで力強い印象。ロック・フォークの定番。IIImがパッシングコードとして機能し洗練された雰囲気を出す。
🎵 Let It Be(Beatles)、Free Fallin'(Tom Petty)
ゴスペル・R&Bの原点となるシンプルな進行。IとIVの往来がグルーヴを生み、V→Iの解決が爽快感をもたらす。スローテンポで弾くと特に映える。
🎵 Oh Happy Day(Edwin Hawkins)、Higher Ground(Stevie Wonder)
メジャーキーにbVII(借用コード)を組み込んだロック定番。bVIIがもたらす開放感とパワーがロック・ポップに独特の力強さを与える。
🎵 Hey Jude(Beatles)、Free Fallin'(Tom Petty)
シンプルな3コードをパワフルに回すパンクロックの原点。疾走感と高揚感が共存し、繰り返すほどグルーヴが増す。ラモーンズ・グリーンデイに代表される永遠の定番。
🎵 Blitzkrieg Bop(Ramones)、When I Come Around(Green Day)
メジャーキーにbIII(借用コード)を経由させた上昇進行。Iから半音上のbIIIを経てIV→Vへ上昇するクロマチックなベースラインが特徴。ロック・グランジ・オルタナティブの力強さとポップの爽やかさを併せ持ち、ブリッジやビルドアップに映える。
🎵 Sweet Home Alabama型、オルタナティブロック
マイナーキーの定番ループ。重厚でドラマチックな印象。アニメ・ゲーム音楽のサビに多用され、繰り返すことで力強さが増す。
🎵 Numb(Linkin Park)、Enter Sandman(Metallica)
ループ感が心地よいマイナー循環コード。ロック・ハウス定番。エンドレスに繰り返せる安定感がある。
🎵 Smooth(Santana feat. Rob Thomas)、Stir It Up(Bob Marley)
EDM・ナイトコア系に頻出するループ感の強い進行。シンプルだが疾走感があり、ダンスミュージックのビルドアップに使いやすい。
🎵 EDM系アニソン、ナイトコア
IVmを2番手に置き、bVII→bVIと下降するEDM・アニソン向けマイナー進行。ロック系アニソン・バトルBGMのサビやドロップで使われる疾走感と重厚感のある構成。アンダルシア進行とは異なるIVmを軸にした前半の高揚が特徴。
🎵 残酷な天使のテーゼ(イントロ)、God Knows...(涼宮ハルヒ) サビ部
ナチュラルマイナーのダイアトニックコードだけで組まれた重厚なロックループ。Im-bIIIの上昇感、IVm-bVIIの力強い展開が特徴。ハードロック・メタル・アニソンのサビに多用される定番フォーム。
🎵 ハードロック系楽曲、J-ROCKサビ
ImとbVIIを繰り返した後にbVIで変化を加えるヒップホップ・トラップ定番のマイナーループ。Im→bVIIの繰り返しが心地よいグルーヴを生み、3小節目のIm復帰後にbVIで色彩を加えることで単純な繰り返しにならない。808ベース・サンプリング系トラックに乗せると凶悪にかっこいい進行。
🎵 ヒップホップ・トラップ系、Lo-Fi Hip Hop
Im→bVII→bVIの迫力ある下降ラインからV7(ハーモニックドミナント)で次フレーズへの強烈な緊張を生む「ラスボス決戦」型進行。下降するほど重厚感が増し、V7の解決待ちが「決着はまだつかない」という緊迫感を演出する。RPGラストバトル・シリアスなアクションシーンのループBGMとして絶大な効果を持つ。マイナーバラードのサビ前にも多用されるプロ御用達の進行。
🎵 RPGラスボスBGM、アクションアニメクライマックス
テンポが速く勢いのある疾走感を生み出すコード進行です。アニソン・ゲーム音楽・ロックに多く、Im→bVII→bVI→bIIIのようなマイナー系の進行が特徴的です。BPM140以上で使うと効果的。
ベースラインが半音ずつ上昇する爽やかな進行。Aメロのイントロやブリッジで高揚感を演出するのに最適。
🎵 Here Comes the Sun(Beatles)、Let's Stay Together(Al Green)
ベースラインが順次上昇するフュージョン・AOR定番。上昇するテンション感がサビ前のビルドアップに最適。セブンスコードと相性抜群。
🎵 フュージョン系インスト、AOR
シンプルな3コードをパワフルに回すパンクロックの原点。疾走感と高揚感が共存し、繰り返すほどグルーヴが増す。ラモーンズ・グリーンデイに代表される永遠の定番。
🎵 Blitzkrieg Bop(Ramones)、When I Come Around(Green Day)
メジャーキーにbIII(借用コード)を経由させた上昇進行。Iから半音上のbIIIを経てIV→Vへ上昇するクロマチックなベースラインが特徴。ロック・グランジ・オルタナティブの力強さとポップの爽やかさを併せ持ち、ブリッジやビルドアップに映える。
🎵 Sweet Home Alabama型、オルタナティブロック
アイドルアニメOPに多い活発な4コード進行。IからIVへの明るい開放感、VからIIImへの独特の落とし込みが「キラキラ感の中の切なさ」を演出。アニソン定番(I-IIIm-IV-V)とは並び順が異なり、より疾走感と高揚感がある。繰り返すほど盛り上がり、Aメロ〜サビに渡って使えるオールマイティな進行。
🎵 アイドル系アニメOP、ラブコメOP
ループ感が心地よいマイナー循環コード。ロック・ハウス定番。エンドレスに繰り返せる安定感がある。
🎵 Smooth(Santana feat. Rob Thomas)、Stir It Up(Bob Marley)
エモ・ポストロックで頻出。展開感のある感情的な進行。マイナーから始まりbVIIで開放感を生む。
🎵 I Miss You(Blink-182)、Helena(My Chemical Romance)
EDM・ナイトコア系に頻出するループ感の強い進行。シンプルだが疾走感があり、ダンスミュージックのビルドアップに使いやすい。
🎵 EDM系アニソン、ナイトコア
IVmを2番手に置き、bVII→bVIと下降するEDM・アニソン向けマイナー進行。ロック系アニソン・バトルBGMのサビやドロップで使われる疾走感と重厚感のある構成。アンダルシア進行とは異なるIVmを軸にした前半の高揚が特徴。
🎵 残酷な天使のテーゼ(イントロ)、God Knows...(涼宮ハルヒ) サビ部
Im-bVII-bVIの下降からbIII(相対長調)へ明るく解決する現代J-POP定番。bIIIがもたらす相対長調的な明るさがサビに希望感を与える。ナイトコア型の閉鎖ループと異なり開放感で締める。
🎵 紅蓮華(LiSA)、廻廻奇譚(Eve)
ナチュラルマイナーのVmを2番目に使ったダンス系進行。シンプルな上昇感でEDM・ハウス・テクノのメロディラインに最適。ループしやすくビルドアップ向き。
🎵 Believer(Imagine Dragons)、Bad Guy(Billie Eilish)
Imを軸にbVIとbVIIを行き来するシンプルなループ進行。現代J-POP・K-POPのAメロ・サビで広く使われる。暗さと高揚感が交互に訪れ、繰り返しても飽きさせないグルーヴが特徴。
🎵 うっせぇわ(Ado)、マリーゴールド(あいみょん)
マイナーダイアトニックの1→3→4→5と順に上昇する進行。ベースラインの上昇感と各コードの色彩変化が緊張感を高める。ブリッジやサビ前のビルドアップに最適で、Vmで次への解決感を引き出す。
🎵 クラシック・映画BGM、ゲームのダンジョン音楽
Imを中心にbVIIとbVIを行き来する2020年代J-POP・アイドル楽曲定番進行。繰り返しても飽きない中毒性のあるループ感と、bVIが加える哀愁が特徴。モダンJ-POPループ(Im-bVI-Im-bVII)とはbVIとbVIIの順序が逆で、微妙に異なる雰囲気を持つ。
🎵 2020年代J-POPサビ、K-POP系アイドル
Im→bIII(相対長調)→bVI→bVIIと展開するマイナー版ビルドアップ。各コードが積み上がるような高揚感があり、アニメOP・ゲームフィールド音楽に多い。マイナーチルホップ(Im-bIII-bVII-bVI)とは後半の順序が逆で、よりドラマチックな終わり方をする。
🎵 アニメOP・ED、J-POPポストサビ
ハーモニックドミナント(V7)をサビ2番目に置く現代的アプローチ。通常は進行の末尾に解決用として使うV7を前半に置くことで、冒頭から強烈な緊張感を生み出し、bVI→bVIIへの解放で感情を爆発させる。2010年代以降のJ-POP・K-POP系アニソンで増えている「早めの緊張・後半解放」構造の進行。
🎵 現代J-POP疾走系、K-POP系アニソン
bVIとbVIIがImを挟む形でループするK-POP・J-POP定番の循環パターン。Imを「軸」に両サイドから借用コードが支える構造が独特のグルーヴを生む。モダンJ-POP(Im-bVI-Im-bVII)と度数の順序を変えた変形で、bVIから始まることで最初から感情的な起動感が得られる。アイドルポップ・K-POP系サウンドのサビに特に効果的。
🎵 K-POPアイドル系サビ、現代J-POPサビ
シティポップ・ジャズポップ・ネオソウルなど洗練されたサウンドを生むコード進行です。セブンスコード・テンションコード・モーダルインターチェンジを活用した「大人のおしゃれ感」が特徴です。
ジャズの基本進行。解決感が強く汎用性抜群。セブンスコードと組み合わせるとジャズらしさが増す。
🎵 Autumn Leaves、Fly Me to the Moon
ジャズ・ドゥーワップの定番ループ(「1625進行」とも)。おしゃれな循環感があり、コードソロやイントロにも使いやすい。
🎵 Blue Moon、Heart and Soul
ソウル・ファンク定番のシンプル進行。グルーヴィでおしゃれな雰囲気があり、R&Bのサビに映える。
🎵 Lean On Me(Bill Withers)、Ain't No Sunshine(Bill Withers)
II-V-Iをベースにしたシティポップ・AOR定番。洗練されたグルーヴとおしゃれな循環感がある。セブンスコードと組み合わせると真価を発揮。
🎵 真夜中のドア(松原みき)、Plastic Love(竹内まりや)
ベースラインが順次上昇するフュージョン・AOR定番。上昇するテンション感がサビ前のビルドアップに最適。セブンスコードと相性抜群。
🎵 フュージョン系インスト、AOR
VI-II-V-Iの流れはジャズ・スタンダードで頻出するサイクルオブフィフス進行。各コードが5度ずつ下降し、I(トニック)に向かって解決していく美しい和声の流れ。
🎵 Autumn Leaves(秋の葉)、I Got Rhythm
I-V-VIm-IVの「ポップ定番」に似ているが、VImをIImに置き換えたことで少しクールな印象になる。ローファイ・チルポップ・インディーポップで近年頻繁に聴かれる現代的な進行。
🎵 ローファイヒップホップ、インディーポップ
II-V-IにIVを加えてサブドミナントへと帰結するネオソウル/R&Bの定番フォーム。ジャジーな流れを持ちながらポップな余韻を残す。セブンスコードとの相性が抜群で、ゆったりとしたグルーヴに最適。
🎵 ネオソウル楽曲全般、R&B/ファンク
IとIImの穏やかな動きからIV→Vへ上昇するファンク・ソウル定番(「1245進行」とも)。IIIm(1345)に比べIImが落ち着いた入り口を作る。ネオソウル・シティポップ・J-POPのAメロに頻出。セブンスコードと組み合わせるとグルーヴィな洗練さが増す。
🎵 ファンクソウル系楽曲、ネオソウルJ-POP
IImから始まりサークルオブフィフスを逆行するジャズポップ循環(「2536進行」とも)。シティポップ進行(2516)とは3コード目がIではなくIIImな点が異なり、よりジャジーで落ち着いた循環感が生まれる。おしゃれなループ感でAOR・ジャズポップのイントロやコーラスに最適。
🎵 AOR系楽曲、ジャズポップ全般
トニックからVImを経てIImへ下降し、IVで柔らかく締めるソウル・R&B定番の循環進行(「1624進行」とも)。ターンアラウンド(I-VIm-IIm-V)と途中まで同じだがVではなくIVで終わるため、解決感が穏やかでループしやすい。ネオソウル・AOR・シティポップのAメロやイントロに最適。
🎵 ネオソウル系楽曲、H.E.R. 系R&B
IからIIImを経てIVへ上昇し、Iに戻るファンキーな循環進行。IIImはトニック機能を持ちつつIVへの滑らかな橋渡しになる。16分音符のギター・ベースカッティングと相性抜群で、グルーヴ感が自然と生まれる。ファンク・R&B・シティポップのAメロやヴァースに最適。
🎵 シティポップ系楽曲、ファンク・R&B全般
ジャズの基本進行「ツー・ファイブ・ワン」にVImを付加したターンアラウンド型。IIm→V→Iの完全終止後、VImで次のIIm(またはI)へ自然に戻れる循環構造になっている。スタンダードジャズ・ボサノバ・フュージョンのコーラス終結に頻出するプロ定番フレーズ。
🎵 ジャズスタンダード全般、ボサノバ
「Just The Two Of Us進行」として知られるネオソウル・R&B定番。I→III7(セカンダリードミナント)→IV→IVm(借用コード)という流れで、III7(V/VIm)がVIm(関係短調)へ向かう強い引力を生みながら、予想を裏切ってIVへ進む美しさが特徴。最後のIVmがJ-POPの「泣き」を演出する。シティポップ・ネオソウル・J-POPバラードの定番フォームとして2020年代も多用される。
🎵 Just The Two Of Us(Bill Withers)、ネオソウル系J-POP
IからIVへサブドミナント方向へ動き、IIImを経由してVIm(関係短調)へ落ち着く「逆行感」が特徴的な進行(「1436進行」とも)。IV→IIImの半音下降が洗練されたシティポップ感を生み、VImの哀愁で締める。2020年代のシティポップリバイバル・インディーポップで頻繁に登場。
🎵 シティポップリバイバル系、2020年代インディーポップ
IImで穏やかに入り、IVの安定を経てVIm(関係短調)の哀愁を挟み、Vで次ループへ向かう「浮遊感のある循環」。ローファイヒップホップ・チルアウト・インディーポップのビートに乗るサウンドで、おしゃれでメランコリックな空気感を作る。BPMをゆっくり設定してセブンスコードで弾くと真価を発揮する。
🎵 ローファイヒップホップ、チルアウト系インスト
マイナーダイアトニックを活用したジャズ風進行。IIdimの緊張感がIVmとVmをつなぎ、複雑な和声感を生む。バラード系ジャズに最適。
🎵 マイナージャズバラード、ラテンジャズ
マイナーから相対長調(bIII)に移り、bVIIとbVIで流れるように下降するローファイ・チルホップ定番。落ち着いたグルーヴとメロウな浮遊感が特徴で、バックグラウンドミュージックに向いている。
🎵 Clair de Lune(Debussy)、Gymnopédie No.1(Satie)
ImからbVIIを経てbVIへ下降し、bVIIに戻るシティポップ感満点のマイナー循環。bVIIがイントロのような「入り」と「戻り」の両方を担うため、洗練されたループ感が生まれる。夜の都市・ドライブ・ネオンのイメージに合う大人のサウンド。シティポップリバイバル系・ネオソウルマイナー系のAメロやサビに最適。
🎵 シティポップリバイバル系、夜をかける少女系
マイナーキーのジャズ的なツー・ファイブ・ワン変形。IIdim(ハーフディミニッシュ)→Vm(マイナードミナント)→Im→bVIという流れで、解決後にbVIに展開する。マイナーキーのツーファイブの中でも古典的でクールな色彩を持ち、ジャズバラード・ボサノバマイナー・ラテン系楽曲のBメロや転換部に映える。
🎵 ジャズバラード(マイナー)、ボサノバマイナー系
リズム感・ノリを重視したグルーヴィなコード進行です。ファンク・R&B・ソウルで多用され、シンコペーションと組み合わせると効果を発揮します。ドリアンモードやブルースコードが鍵です。
ブルースの基本12小節進行。ロック・ブルース・カントリーの原点。繰り返すことでグルーヴが生まれる。
🎵 Johnny B. Goode、Rock Around The Clock
ソウル・ファンク定番のシンプル進行。グルーヴィでおしゃれな雰囲気があり、R&Bのサビに映える。
🎵 Lean On Me(Bill Withers)、Ain't No Sunshine(Bill Withers)
II-V-Iをベースにしたシティポップ・AOR定番。洗練されたグルーヴとおしゃれな循環感がある。セブンスコードと組み合わせると真価を発揮。
🎵 真夜中のドア(松原みき)、Plastic Love(竹内まりや)
ゴスペル・R&Bの原点となるシンプルな進行。IとIVの往来がグルーヴを生み、V→Iの解決が爽快感をもたらす。スローテンポで弾くと特に映える。
🎵 Oh Happy Day(Edwin Hawkins)、Higher Ground(Stevie Wonder)
音楽の基本中の基本。フォーク・ゴスペル・カントリーの原点。I→IV→Vの動きが「家を出て帰ってくる」感覚を生む。初心者が最初に覚えるべき進行。
🎵 Amazing Grace、Country Roads(John Denver)
I-IV-V-Iの「基本カデンス」の変形で、最後をIVで締めることで循環感を強める。カントリー・ロック・フォークの定番ループ。IVに戻るので次のI頭へも繋ぎやすく、繰り返しによるグルーヴが映える。
🎵 カントリーロック、ブルーグラス
II-V-IにIVを加えてサブドミナントへと帰結するネオソウル/R&Bの定番フォーム。ジャジーな流れを持ちながらポップな余韻を残す。セブンスコードとの相性が抜群で、ゆったりとしたグルーヴに最適。
🎵 ネオソウル楽曲全般、R&B/ファンク
IとIImの穏やかな動きからIV→Vへ上昇するファンク・ソウル定番(「1245進行」とも)。IIIm(1345)に比べIImが落ち着いた入り口を作る。ネオソウル・シティポップ・J-POPのAメロに頻出。セブンスコードと組み合わせるとグルーヴィな洗練さが増す。
🎵 ファンクソウル系楽曲、ネオソウルJ-POP
音楽の最もシンプルな3和音進行。ロック・フォーク・ブルース・カントリーの原点で、この3コードだけで無数の名曲が生まれた。Iの安定、IVのゆらぎ、Vの緊張というシンプルな緊張と解決。初心者の入門として最適で、Vの後にIに戻ることで完全なループになる。
🎵 La Bamba、Wild Thing
トニックからVImを経てIImへ下降し、IVで柔らかく締めるソウル・R&B定番の循環進行(「1624進行」とも)。ターンアラウンド(I-VIm-IIm-V)と途中まで同じだがVではなくIVで終わるため、解決感が穏やかでループしやすい。ネオソウル・AOR・シティポップのAメロやイントロに最適。
🎵 ネオソウル系楽曲、H.E.R. 系R&B
ブルースの基本的な12小節進行を6コードに凝縮した形。I→IV→I→V→IV→Iのシンプルな構造が土台で、どんなギターソロやアドリブにも対応できる万能の土台。ブルース・R&B・ロックンロールの根幹をなす進行で、これを覚えるだけで何十曲もセッションできる。
🎵 一般的なブルース楽曲、Robert Johnson系
IからIIImを経てIVへ上昇し、Iに戻るファンキーな循環進行。IIImはトニック機能を持ちつつIVへの滑らかな橋渡しになる。16分音符のギター・ベースカッティングと相性抜群で、グルーヴ感が自然と生まれる。ファンク・R&B・シティポップのAメロやヴァースに最適。
🎵 シティポップ系楽曲、ファンク・R&B全般
マイナーキーのブルース感。ソウル・R&Bに多い泥臭い進行。ゆったりとしたテンポで演奏すると効果的。
🎵 Summertime(ガーシュウィン)、ソウル・R&B
循環進行(Im-bVI-bIII-bVII)のbVIIをIVmに置き換えた変形R&B進行。bVIで落ち着きを持ち込み、bIIIの明るさからIVmへの重みで締めるグラデーションが特徴。ネオソウル・R&Bのスローバラードに向く。
🎵 R&Bスローバラード、ネオソウル系J-POP
ナチュラルマイナーのVmを2番目に使ったダンス系進行。シンプルな上昇感でEDM・ハウス・テクノのメロディラインに最適。ループしやすくビルドアップ向き。
🎵 Believer(Imagine Dragons)、Bad Guy(Billie Eilish)
ImとbVIIを繰り返した後にbVIで変化を加えるヒップホップ・トラップ定番のマイナーループ。Im→bVIIの繰り返しが心地よいグルーヴを生み、3小節目のIm復帰後にbVIで色彩を加えることで単純な繰り返しにならない。808ベース・サンプリング系トラックに乗せると凶悪にかっこいい進行。
🎵 ヒップホップ・トラップ系、Lo-Fi Hip Hop
ハーモニックドミナント(V7)をImの直後に置く前衛的なR&B進行。冒頭から強烈なV7の緊張感を出し、IVmの哀愁を経てImへ解決する。通常のIm-IVm-V7-Imとは逆に「先に緊張を見せる」構造で、冒頭から感情を引きつける掴みのフレーズとして効果的。ネオソウル・R&Bバラード・マイナー系J-POPのAメロ頭に使うと特徴的。
🎵 ネオソウルマイナー系、R&Bバラード
Im→bVIの柔らかい哀愁からIVmの深みを経て、V7(ハーモニックドミナント)で解決を求める感情的な進行。IVmの後にV7を置くことでクラシック的な完全終止感が生まれながら、現代的なR&B・ネオソウルのグルーヴを保つ。マイナーキーのサビやコーラスでエモーショナルな山場を作るのに適したフォーム。
🎵 マイナーR&Bコーラス、J-POPマイナーサビ
ドラマ性・緊張感・劇的な展開を演出するコード進行です。転調・借用コード・セカンダリードミナントを組み合わせた複雑な進行が多く、映画・ドラマBGM・壮大なJ-POPバラードで活躍します。
J-POPで最もよく使われる進行(4536進行とも呼ばれる)。感動的・ドラマチックな印象を生み出す。サビでよく登場する。
🎵 残酷な天使のテーゼ、Lemon(米津玄師)
小室哲哉が多用した進行(「6451進行」とも)。切なさと盛り上がりを両立。VImから始まる暗い入りがIへの解決で明るく転換する。
🎵 Get Wild(TM NETWORK)、WOW WAR TONIGHT
アニメソング・ゲーム音楽のAメロに頻出。明るさの中にドラマ性があり、歌メロが乗りやすい安定した進行。
🎵 前前前世(RADWIMPS)、ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE)
Axis進行の亜種。マイナー始まりで感情的な入り口を作りつつ、I・Vでキャッチーに盛り上がる。J-POPの定番サビ進行。
🎵 夜に駆ける(YOASOBI)、炎(LiSA)
メジャーキーにbVII(借用コード)を組み込んだロック定番。bVIIがもたらす開放感とパワーがロック・ポップに独特の力強さを与える。
🎵 Hey Jude(Beatles)、Free Fallin'(Tom Petty)
メジャーキーにbVIとbVII(借用コード)を組み込んだシネマティック定番。bVIの暗さとbVIIの開放感がIへの解決に壮大さを加える。映画音楽・ゲームBGMで頻出。
🎵 映画・ゲームBGM、ハリウッド映画音楽
メジャーキーにbVII・bVIの借用コードを使い、ベースラインが半音階的に下降する進行。Iの明るさから始まり、bVII→bVIで短調的な色彩を経て、Vで緊張感を作りループへ戻る。シネマティックなドラマ性が特徴。
🎵 映画・ゲームBGM、ロック系インスト
借用コードbVI・bVIIからIに解決してVで緊張を保つ、映画的な「入り」が特徴的な進行。前半2コードが借用コードのため最初から叙情的な雰囲気を作り出す。ハリウッド映画音楽・ゲームフィールドBGM・アニメ壮大シーンで聴かれる逆方向の盛り上がり型。
🎵 映画音楽OP、ゲームフィールドBGM
メジャーキーに「ナポリのコード」(bII)を組み込んだエキゾチックな進行。IからbII(半音上)への意外な動きが独特の緊張感を生み、IVを経てVへ自然につながる。クラシック和声・フラメンコ・メタルで使われる神秘的かつドラマチックな響き。1〜2箇所に使うだけでプロらしい色彩感が出る。
🎵 クラシック和声的J-POPバラード、Dream Theater系メタル
IからV/V(ダブルドミナント・セカンダリードミナント)→V→Iへ解決する「緊張を二段階で高める」進行。V/V(Cキーならソ・シ・レ・ファ / D7)がVへの強烈な引きを作り、VからIへの解決で強い爽快感を生む。クラシック・ジャズ・昭和歌謡の終止形として伝統的に使われてきた緊張感が際立つ進行。
🎵 クラシック終止形、昭和歌謡サビ
マイナーキーの定番ループ。重厚でドラマチックな印象。アニメ・ゲーム音楽のサビに多用され、繰り返すことで力強さが増す。
🎵 Numb(Linkin Park)、Enter Sandman(Metallica)
マイナーからパラレルメジャーに解決。切なさと希望を両立するJ-POP的な進行。サビの盛り上がりに最適。
🎵 小さな恋のうた(MONGOL800)、さよならエレジー(菅田将暉)
フラメンコ・スパニッシュの定番。ベースが半音階で下降する緊張感が特徴。エキゾチックな雰囲気を演出。
🎵 フラメンコギター、Hit the Road Jack
Im-bVII-bVIの下降からbIII(相対長調)へ明るく解決する現代J-POP定番。bIIIがもたらす相対長調的な明るさがサビに希望感を与える。ナイトコア型の閉鎖ループと異なり開放感で締める。
🎵 紅蓮華(LiSA)、廻廻奇譚(Eve)
ハーモニックマイナーの導音(V7)を使った完全終止形。IVmからV7への強い緊張と、Imへの解決が劇的な感情を生む。クラシック・映画音楽・J-POPバラードの基礎。
🎵 クラシックピアノ曲、バロック音楽
ナチュラルマイナーのダイアトニックコードだけで組まれた重厚なロックループ。Im-bIIIの上昇感、IVm-bVIIの力強い展開が特徴。ハードロック・メタル・アニソンのサビに多用される定番フォーム。
🎵 ハードロック系楽曲、J-ROCKサビ
マイナーキーのIIdimを実際に活用した進行。半音下降する不安感(Im→IIdim)から、bIIIで一時的に明るくなり、IVmに落ち着く。クラシック・バロック風の格調ある和声で、ゲームBGM・映画音楽に使いやすい。
🎵 バロック風BGM、ゲーム・映画のシリアスシーン
マイナー進行をbVIから始めることで即座に感情的な高揚感を生む。bVII→Imへの解決後、Vmで次の緊張感を作る「逆起動」進行。ドラマのクライマックス・アニメの感動シーンで多く聴かれる。
🎵 ドラマ・映画のクライマックス、アニメ感動シーン
マイナーキー版ツー・ファイブ・ワン(ii-V-i)。IIdim(ハーフディミニッシュ)からVmを経てImに解決するジャズ・クラシックの基本終止形。Vmをハーモニックドミナント(V7)に変えるとさらに強烈な解決感が生まれる。ショパン・ドビュッシーの小品やジャズバラードの要所に頻出。
🎵 ジャズバラード、ショパン系クラシック
ベースラインが1→5→4→1と下降するマイナーカデンス終止形。Im→VmのP5下降、IVm→Imの完全終止が重厚なクラシック感を生む。バロック・クラシック・ゲームBGMのエンディング・コーダに最適な「終わる感」の強い進行。
🎵 バロック音楽コーダ、ゲームBGMエンディング
ナチュラルマイナーのbVIを経由してハーモニックドミナント(V7)で強烈に解決するフラメンコ・クラシック定番終止。bVIの柔らかい明るさからV7の強い緊張、そしてImへの劇的な解決感はJ-POP・映画音楽・スパニッシュギターで幅広く使われる。ハーモニックマイナー進行の中でも最もドラマチックな4コード形。
🎵 フラメンコ・スパニッシュ系、J-POPドラマチックバラード
マイナーのダイアトニックIIdim(ハーフディミニッシュ)→ハーモニックドミナントV7→Imの連鎖はバロック・クラシックの「完全終止」パターン。IIdimの不安定な緊張がV7でさらに高まり、Imへの解決が圧倒的な解放感を生む。ショパン・バッハ・ゲームBGMのコーダ・エンディングで格調ある締めに使える上級者向け進行。
🎵 バッハ・ショパン系クラシック、ゲームBGMコーダ
ハーモニックドミナント(V7)をサビ2番目に置く現代的アプローチ。通常は進行の末尾に解決用として使うV7を前半に置くことで、冒頭から強烈な緊張感を生み出し、bVI→bVIIへの解放で感情を爆発させる。2010年代以降のJ-POP・K-POP系アニソンで増えている「早めの緊張・後半解放」構造の進行。
🎵 現代J-POP疾走系、K-POP系アニソン
bVI→bVIIというロック定番の高揚からImに着地し、V7で次ループへの強い引きを作る「感情爆発→解決待ち」型進行。アニメのクライマックスやJ-POPのサビ後ブリッジで感情のピークを作り、V7の強い緊張が次の展開(ラスサビや転調)を引き出す構造。繰り返すほど高揚感が増すループ用途でも効果的。
🎵 アニメクライマックス、J-POPサビ後ブリッジ
ハーモニックマイナーの強力なV7をIVmとbVIの間に置く「偽終止ハーモニック型」。Im→IVm→V7は完全終止を予感させるが、最後をbVI(偽終止)に変えることで「期待を裏切る」感情的な余韻を生む。映画音楽・J-POPバラードのブリッジやエンディングで「終わったようで終わらない」感覚を演出するプロ技法。
🎵 映画バラードエンディング、J-POPブリッジ
bVIとbVIIがImを挟む形でループするK-POP・J-POP定番の循環パターン。Imを「軸」に両サイドから借用コードが支える構造が独特のグルーヴを生む。モダンJ-POP(Im-bVI-Im-bVII)と度数の順序を変えた変形で、bVIから始まることで最初から感情的な起動感が得られる。アイドルポップ・K-POP系サウンドのサビに特に効果的。
🎵 K-POPアイドル系サビ、現代J-POPサビ
マイナーからbVI・bVIIへ上昇してbVIに着地し直す、アニメ・ゲームサビの「感情を爆発させる」型進行。最後がbVIで終わることでImに完全解決せず、次のフレーズへの期待感を残す。bVIのメジャーコードが繰り返されることで「切ない希望」のような独特の感情が生まれる。少年マンガ系アニメ・RPGボス戦BGMで特に効果的。
🎵 少年マンガ系アニメOP、RPGボス戦BGM
マイナーキーの「スリーコード」。Im(トニック)→IVm(サブドミナント)→V7(ハーモニックドミナント)というシンプルな3コードで基本的なマイナー進行を体験できる。V7はハーモニックマイナー由来のドミナント7thで、次のImへの解決感が強い。マイナーキーを始めて学ぶ際の入門進行。この後Imへ戻ることで完結する。
🎵 マイナーキー練習曲、フラメンコ基本形
Im→bVII→bVIの迫力ある下降ラインからV7(ハーモニックドミナント)で次フレーズへの強烈な緊張を生む「ラスボス決戦」型進行。下降するほど重厚感が増し、V7の解決待ちが「決着はまだつかない」という緊迫感を演出する。RPGラストバトル・シリアスなアクションシーンのループBGMとして絶大な効果を持つ。マイナーバラードのサビ前にも多用されるプロ御用達の進行。
🎵 RPGラスボスBGM、アクションアニメクライマックス
壮大なスケール感・雄大さを表現するコード進行です。ゲームBGM・オーケストラアレンジ・壮大なアニメEDでよく使われます。カノン進行やI→V→VIm→IVのような安定した大きな流れが特徴的です。
パッヘルベルのカノンに由来。ベースラインが順次下降し、壮大・感動的な印象を生む。Aメロからサビまで展開しやすい。
🎵 さくら(森山直太朗)、パッヘルベルのカノン
世界中のポップヒット曲に登場する「4つのコード」(「6415進行」とも)。マイナー始まりからメジャーへ向かう万能の感動進行。
🎵 Can You Feel The Love Tonight、No Woman No Cry
メジャーキーにbVIとbVII(借用コード)を組み込んだシネマティック定番。bVIの暗さとbVIIの開放感がIへの解決に壮大さを加える。映画音楽・ゲームBGMで頻出。
🎵 映画・ゲームBGM、ハリウッド映画音楽
メジャーキーにbVII・bVIの借用コードを使い、ベースラインが半音階的に下降する進行。Iの明るさから始まり、bVII→bVIで短調的な色彩を経て、Vで緊張感を作りループへ戻る。シネマティックなドラマ性が特徴。
🎵 映画・ゲームBGM、ロック系インスト
借用コードbVI・bVIIからIに解決してVで緊張を保つ、映画的な「入り」が特徴的な進行。前半2コードが借用コードのため最初から叙情的な雰囲気を作り出す。ハリウッド映画音楽・ゲームフィールドBGM・アニメ壮大シーンで聴かれる逆方向の盛り上がり型。
🎵 映画音楽OP、ゲームフィールドBGM
Iの安定から借用コードbVIの叙情感を経て、IV→Vの上昇でクライマックスへ向かうシネマティックな進行。bVIが加える「映画的な哀愁」がポップなIV→Vの解決を感動的に引き立てる。ハリウッド映画音楽・ゲームBGMのサビ・J-POPサビ前転換で特に映える万能進行。
🎵 映画音楽サビ、ゲームOP・ED
RPGフィールドBGM・冒険テーマに最適な叙情的4コード。IからIVの開放感、IIImからVImへの着地が「広大な世界への期待感」を演出する。王道進行(IV-V-IIIm-VIm)よりも穏やかで夢見るような印象。ファンタジーゲームのフィールド・タイトル画面BGMや旅立ちシーンに多用される定番形。
🎵 RPGフィールドBGM、ファンタジーアニメBGM
クラシック音楽の基本マイナー進行。格式ある落ち着いた雰囲気。オーケストラ風の曲想に最適。
🎵 クラシック小品、ゲームBGM
マイナーキー版カノン進行。ベースラインが順次下降し、壮大かつ感動的な雰囲気を生む。8コードで一周する長めの進行で、映画的なドラマ性を持つバラードやインスト曲に最適。パッヘルベルのカノンのマイナー応用形。
🎵 マイナー系ゲームBGM、アニメ感動シーン
マイナーダイアトニックの1→3→4→5と順に上昇する進行。ベースラインの上昇感と各コードの色彩変化が緊張感を高める。ブリッジやサビ前のビルドアップに最適で、Vmで次への解決感を引き出す。
🎵 クラシック・映画BGM、ゲームのダンジョン音楽
bIIIから始まる相対長調起動型の進行。明るいbIII→bVIから短調的なIm→bVIIに移行する対比が感動的な印象を生む。ポストロック・エモ・インディーのクライマックスに多い「包まれる感」が特徴。
🎵 ポストロック系楽曲、エモ・インディー
ベースラインが1→5→4→1と下降するマイナーカデンス終止形。Im→VmのP5下降、IVm→Imの完全終止が重厚なクラシック感を生む。バロック・クラシック・ゲームBGMのエンディング・コーダに最適な「終わる感」の強い進行。
🎵 バロック音楽コーダ、ゲームBGMエンディング
マイナーのダイアトニックIIdim(ハーフディミニッシュ)→ハーモニックドミナントV7→Imの連鎖はバロック・クラシックの「完全終止」パターン。IIdimの不安定な緊張がV7でさらに高まり、Imへの解決が圧倒的な解放感を生む。ショパン・バッハ・ゲームBGMのコーダ・エンディングで格調ある締めに使える上級者向け進行。
🎵 バッハ・ショパン系クラシック、ゲームBGMコーダ
マイナーから始まりbIII(相対長調トニック)に解決する「感動的なエンディング」型進行。Imの重さからbVI・bVIIの高揚感を経て、bIII(明るいメジャーコード)に着地することで「切なさの中の希望」「涙のあとの安らぎ」を演出する。アニメED・ゲームクリアBGMの最後のサビに多く、感情的に盛り上がって穏やかに終わる構造に最適。
🎵 アニメED感動シーン、RPGエンディングBGM
懐かしさ・温もり・郷愁を感じるコード進行です。昭和歌謡・フォーク・レトロポップなどに多く、シンプルなダイアトニック進行や借用コードを交えた素朴な響きが特徴です。
50〜60年代から続くロック・ポップの基本進行(「1645進行」とも)。明るさと哀愁を両立し、ドゥーワップ・ロカビリーの定番。
🎵 Stand By Me、Earth Angel
シンプルで力強い印象。ロック・フォークの定番。IIImがパッシングコードとして機能し洗練された雰囲気を出す。
🎵 Let It Be(Beatles)、Free Fallin'(Tom Petty)
90年代J-POP黄金期に多用された「6354進行」。VImの切なさからIIIm→IVの高揚を経てIへ解決するドラマチックな流れ。バラードのサビに特に映える。
🎵 瞳をとじて(平井堅)、Tomorrow never knows(Mr.Children)
I-V-VIm-IVの「ポップ定番」に似ているが、VImをIImに置き換えたことで少しクールな印象になる。ローファイ・チルポップ・インディーポップで近年頻繁に聴かれる現代的な進行。
🎵 ローファイヒップホップ、インディーポップ
OasisやBlurに代表されるブリットポップ定番。Iから始まりIIImの洗練感を経てVIm(相対短調)に暗さを加え、IVで安定する。明るさと哀愁が混在するUKロック特有の雰囲気を演出。
🎵 Don't Look Back in Anger(Oasis)、Champagne Supernova(Oasis)
IImから始まる4コードフォーク定番。サブドミナント(IV)を経由してV→Iへの自然な解決感がフォーク・カントリー・ポップスに広く使われる。ツー・ファイブ・ワン(II-V-I)にIVを加えたサブドミナント拡張版として覚えやすい。
🎵 フォーク・カントリー楽曲、アコースティックポップ
IからIIImを経てVImへ向かう過程でメロウな哀愁が生まれる。90年代USインディー・J-POPのAメロに多い。Vで終わるため次のIへの緊張感が自然に続き、繰り返し使いやすい。ブリットポップとは逆方向の動きが特徴。
🎵 90年代USインディーロック、J-POPAメロ
I-IV-Vという基本カデンスのV→Iへの解決を「偽終止(V→VIm)」に変えた進行。VIm(相対短調)での予想外の着地が意外性と感情的な深みをもたらす。J-POPのAメロ→Bメロ転換やブリッジで「もう少し感情を引き延ばしたい」場面に最適。
🎵 J-POPサビ前ブリッジ、アニソンAメロ
V→IV→Iという逆方向の動きが特徴的な3コード終止。通常のI→IV→Vとは逆行し、ドミナントから下降してトニックへ落ち着く「イントロ感覚」の進行。ロック・ポップスのアウトロやコーダで曲を締めるときに使われる解放感の強いフレーズ。
🎵 ロックのアウトロ、フォークエンディング
IからIIIm・VImと下降し、IVで柔らかく着地する「夢見るような」進行(「1364進行」とも)。全コードがトニック機能またはサブドミナント機能で構成され、ドミナントが登場しないため緊張感なく浮遊する感覚が生まれる。ドリーミーなJ-POPバラード・インディーポップ・シューゲイザー系サウンドに最適。
🎵 インディーポップ系、ドリーミーJ-POP
IからIVへサブドミナント方向へ動き、IIImを経由してVIm(関係短調)へ落ち着く「逆行感」が特徴的な進行(「1436進行」とも)。IV→IIImの半音下降が洗練されたシティポップ感を生み、VImの哀愁で締める。2020年代のシティポップリバイバル・インディーポップで頻繁に登場。
🎵 シティポップリバイバル系、2020年代インディーポップ
IImで穏やかに入り、IVの安定を経てVIm(関係短調)の哀愁を挟み、Vで次ループへ向かう「浮遊感のある循環」。ローファイヒップホップ・チルアウト・インディーポップのビートに乗るサウンドで、おしゃれでメランコリックな空気感を作る。BPMをゆっくり設定してセブンスコードで弾くと真価を発揮する。
🎵 ローファイヒップホップ、チルアウト系インスト
マイナーキーのAメロによく登場する進行。哀愁があり、物語的なメロディが乗りやすい。バラードの定番。
🎵 バラード系J-POP、ロック系アニソン
クラシック音楽の基本マイナー進行。格式ある落ち着いた雰囲気。オーケストラ風の曲想に最適。
🎵 クラシック小品、ゲームBGM
静かな哀愁が漂うマイナー進行。バラードのAメロやブリッジに向いており、感情の揺れを丁寧に表現できる。
🎵 映画音楽、スローバラード
マイナーから相対長調(bIII)に移り、bVIIとbVIで流れるように下降するローファイ・チルホップ定番。落ち着いたグルーヴとメロウな浮遊感が特徴で、バックグラウンドミュージックに向いている。
🎵 Clair de Lune(Debussy)、Gymnopédie No.1(Satie)
ナチュラルマイナーのダイアトニックを使い、bIIIの明るさからVm(マイナードミナント)→bVIへと流れる静かな抒情進行。Vmをドミナントとして解決させずにbVIに向かうため、緊張を解放せず「宙に浮く」ような感覚が続く。映画のスローシーン・ゲームの穏やかなフィールドBGM・インディーフォークのAメロで聴かれる内省的な進行。
🎵 インディーフォーク系、ゲームフィールドBGM
ImからbVIIを経てbVIへ下降し、bVIIに戻るシティポップ感満点のマイナー循環。bVIIがイントロのような「入り」と「戻り」の両方を担うため、洗練されたループ感が生まれる。夜の都市・ドライブ・ネオンのイメージに合う大人のサウンド。シティポップリバイバル系・ネオソウルマイナー系のAメロやサビに最適。
🎵 シティポップリバイバル系、夜をかける少女系
ジャズ特有のおしゃれで複雑なコード進行です。II-V-I(ツーファイブワン)・ターンアラウンド・セカンダリードミナントを活用し、テンションコードを多用します。シティポップ・ボサノバにも応用できます。
ジャズの基本進行。解決感が強く汎用性抜群。セブンスコードと組み合わせるとジャズらしさが増す。
🎵 Autumn Leaves、Fly Me to the Moon
ジャズ・ドゥーワップの定番ループ(「1625進行」とも)。おしゃれな循環感があり、コードソロやイントロにも使いやすい。
🎵 Blue Moon、Heart and Soul
VI-II-V-Iの流れはジャズ・スタンダードで頻出するサイクルオブフィフス進行。各コードが5度ずつ下降し、I(トニック)に向かって解決していく美しい和声の流れ。
🎵 Autumn Leaves(秋の葉)、I Got Rhythm
IImから始まりサークルオブフィフスを逆行するジャズポップ循環(「2536進行」とも)。シティポップ進行(2516)とは3コード目がIではなくIIImな点が異なり、よりジャジーで落ち着いた循環感が生まれる。おしゃれなループ感でAOR・ジャズポップのイントロやコーラスに最適。
🎵 AOR系楽曲、ジャズポップ全般
ジャズの基本進行「ツー・ファイブ・ワン」にVImを付加したターンアラウンド型。IIm→V→Iの完全終止後、VImで次のIIm(またはI)へ自然に戻れる循環構造になっている。スタンダードジャズ・ボサノバ・フュージョンのコーラス終結に頻出するプロ定番フレーズ。
🎵 ジャズスタンダード全般、ボサノバ
IからV/V(ダブルドミナント・セカンダリードミナント)→V→Iへ解決する「緊張を二段階で高める」進行。V/V(Cキーならソ・シ・レ・ファ / D7)がVへの強烈な引きを作り、VからIへの解決で強い爽快感を生む。クラシック・ジャズ・昭和歌謡の終止形として伝統的に使われてきた緊張感が際立つ進行。
🎵 クラシック終止形、昭和歌謡サビ
マイナーダイアトニックを活用したジャズ風進行。IIdimの緊張感がIVmとVmをつなぎ、複雑な和声感を生む。バラード系ジャズに最適。
🎵 マイナージャズバラード、ラテンジャズ
マイナーのIm→IVmの暗さからbVIで一瞬の明るさを挟み、Vmの緊張で締めるメロウな進行。ジャズ・ネオソウル・マイナーバラードに向いており、各コードの色彩変化が細やかな感情表現を可能にする。
🎵 マイナーネオソウル、ジャズバラード
マイナーキー版ツー・ファイブ・ワン(ii-V-i)。IIdim(ハーフディミニッシュ)からVmを経てImに解決するジャズ・クラシックの基本終止形。Vmをハーモニックドミナント(V7)に変えるとさらに強烈な解決感が生まれる。ショパン・ドビュッシーの小品やジャズバラードの要所に頻出。
🎵 ジャズバラード、ショパン系クラシック
マイナーキーのジャズ的なツー・ファイブ・ワン変形。IIdim(ハーフディミニッシュ)→Vm(マイナードミナント)→Im→bVIという流れで、解決後にbVIに展開する。マイナーキーのツーファイブの中でも古典的でクールな色彩を持ち、ジャズバラード・ボサノバマイナー・ラテン系楽曲のBメロや転換部に映える。
🎵 ジャズバラード(マイナー)、ボサノバマイナー系
ブルースギター・ソウル・R&Bの「泥臭い」味わいを持つコード進行です。12小節ブルース・ドミナント7thコードの多用・バックサイクルが特徴で、ギターリフとの組み合わせで真価を発揮します。
ブルースの基本12小節進行。ロック・ブルース・カントリーの原点。繰り返すことでグルーヴが生まれる。
🎵 Johnny B. Goode、Rock Around The Clock
ブルースの基本的な12小節進行を6コードに凝縮した形。I→IV→I→V→IV→Iのシンプルな構造が土台で、どんなギターソロやアドリブにも対応できる万能の土台。ブルース・R&B・ロックンロールの根幹をなす進行で、これを覚えるだけで何十曲もセッションできる。
🎵 一般的なブルース楽曲、Robert Johnson系
マイナーキーのブルース感。ソウル・R&Bに多い泥臭い進行。ゆったりとしたテンポで演奏すると効果的。
🎵 Summertime(ガーシュウィン)、ソウル・R&B
フラメンコ・エスニック・民族音楽的な異国情緒を感じるコード進行です。フリジアン終止(I→bII)・フラメンコ終止・ハーモニックマイナー由来の進行が中心で、個性的な楽曲制作に活用できます。
メジャーキーに「ナポリのコード」(bII)を組み込んだエキゾチックな進行。IからbII(半音上)への意外な動きが独特の緊張感を生み、IVを経てVへ自然につながる。クラシック和声・フラメンコ・メタルで使われる神秘的かつドラマチックな響き。1〜2箇所に使うだけでプロらしい色彩感が出る。
🎵 クラシック和声的J-POPバラード、Dream Theater系メタル
フラメンコ・スパニッシュの定番。ベースが半音階で下降する緊張感が特徴。エキゾチックな雰囲気を演出。
🎵 フラメンコギター、Hit the Road Jack
マイナーの下降ベースラインからV7(ハーモニックドミナント)で解決待ちにする進行。bVI→V7の半音上昇が特に効果的で、スパニッシュ・フラメンコ的な緊張感を生む。次のImへの解決を強く引き出す。
🎵 スパニッシュギター、バラードブリッジ
マイナーキーのIIdimを実際に活用した進行。半音下降する不安感(Im→IIdim)から、bIIIで一時的に明るくなり、IVmに落ち着く。クラシック・バロック風の格調ある和声で、ゲームBGM・映画音楽に使いやすい。
🎵 バロック風BGM、ゲーム・映画のシリアスシーン
ナチュラルマイナーのbVIを経由してハーモニックドミナント(V7)で強烈に解決するフラメンコ・クラシック定番終止。bVIの柔らかい明るさからV7の強い緊張、そしてImへの劇的な解決感はJ-POP・映画音楽・スパニッシュギターで幅広く使われる。ハーモニックマイナー進行の中でも最もドラマチックな4コード形。
🎵 フラメンコ・スパニッシュ系、J-POPドラマチックバラード
マイナーキーの「スリーコード」。Im(トニック)→IVm(サブドミナント)→V7(ハーモニックドミナント)というシンプルな3コードで基本的なマイナー進行を体験できる。V7はハーモニックマイナー由来のドミナント7thで、次のImへの解決感が強い。マイナーキーを始めて学ぶ際の入門進行。この後Imへ戻ることで完結する。
🎵 マイナーキー練習曲、フラメンコ基本形